幼児教室コペル「子育てお役立ち情報のお知らせ」

 

イヤイヤ期の子どもの叱り方とは?

イヤイヤ期とはどのような時期?

イヤイヤ期とはどんな時期なのでしょう。

それは、「ママとは違う自分」いわゆる「自我」を育てる時期です。

赤ちゃん時代は、「ママ」と「自分」の区別がはっきりしていません。

徐々に「ママ」や「自分」がいることに気が付き始め、1歳半~3歳ごろになると急激に自我が育ってきます。

その「自分でやりたい」という欲求は抑えがたいほどで、これが自立の第一歩になります。

イヤイヤ期の子どもの受け止め方

イヤイヤ期の子どもの行動は、とても理不尽ですから、善悪で考えるとイライラしてしまうご両親も多いことでしょう。

でも、これは「発達のための必要な過程だ。」ということと、「いつまでも続かない」ということを、ぜひ心に留めておいてください。

では、そのような時期の子どもをどのように受け止め、叱っていくべきなのでしょうか?

この時期の子どもの感情は激しく、叱っても親の言葉は届きにくいものです。

「ダメなことはダメと教えなくていいの?」と、親も感情がエスカレートしてしまうこともあるかもしれませんので、叱る時のポイントを押さえておきましょう。

イヤイヤ期の子どもの叱り方

叱る時のポイントは3つです。
1分以内で叱る
行為を叱る
人格を否定しない

お友達を叩いたら、叩いたことを叱りましょう。

その時、怒る必要はありません。

「お友達を叩いたらダメよ」と、目を見て叱るのです。

コペルママは優しくきっぱりですね。

また叱る時の基準も3つあります。
危険なことをしたとき
人を傷つけることをしたとき
・社会のルールに反し人に迷惑をかけたとき

この3つをしたときは、中途半端に止めるのではなく、きっぱりと「ダメ!」と叱りましょう

駐車場で走ったり、お友達に危険が及んだりするときは、暴れてもしっかり抱きしめ「危ないよ!」と、叱りましょう。

これ以外では、親は負けてよし!です。

3歳を過ぎると少しずつ社会性がつき、4歳から5歳になれば、周囲に合わせて我慢もできるようになってきます。

 

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「職場」だからこそ気を付けたい!2つのストレス対処法

職場のストレス、あなたは感じていますか?

 

職場でストレスを感じている割合は、実に働く方の7割以上が日々、感じているというデータが出ています。(20~59歳1000人に対して実施・チューリッヒ生命調べ)

 

年代別で見ると、男性は40代、女性は20代が一番多いとのこと。

ストレスはその都度解消できれば良いのですが、積み重なりやすいもの。

それが原因で体調を崩したり、人間関係がぎくしゃくしたりして仕事が進まなくなったり、結果として退職のきっかけとなってしまう場合もあります。

 

では、実際にどんなことをストレスと感じやすいのでしょうか。

原因の上位3つをみていきましょう。

 

まず3位は職場環境。

空調設備を適切に使わせてもらえない、書類や荷物が雑然としている、使用しているPCが古くてすぐに故障する・・・

働く時間は人それぞれですが、1日の多くの時間を過ごす場所です。

そんな場所の環境が良くないというのは、長い目で見るとストレスが積み重なりやすい場所となっている可能性があります。

 

次に2位は、個人に対する評価。

「時短で同じくらい結果を出しているのに、残業している人より評価が悪いのはなぜ?」

「キャパオーバーな仕事量なのに、上司やチームで理解されていない。」

これらは一例ですが、実際にある話です。

せっかく頑張っていても適切に評価してもらえないというのは、ストレスに結びつき本人のやる気も削いでいくものです。

人事制度や評価を見直す企業も増えてきましたが、まだまだ手が回らない企業も少なくないのではないでしょうか。

 

そして1位は、やはり人間関係。

その中でも特に多いのが、上司との人間関係です。

「立場」が介入するので、普段なら言えることも言えなかったり、逆に立場に甘んじて高圧的に出る人もいます。

上司・部下お互いの性格や仕事スタイルが真逆だったりすると、伝えたいことも伝わらず、誤解が生まれ、その繰り返しでこじれていく・・・ということがわかりやすく起きてしまう関係性とも言えます。

また、お互いのコミュニケーション不足や、能力不足だったりもしますが、近年では指導の範囲を超えたりするハラスメントも起きている場合もあります。

昨年は、就業規則にパワハラ等のハラスメント対策を明記するような、法改正の骨子案を厚労省が提出しました。

上司との関係性で仕事が滞るだけでなく、企業としての在り方を問われることにも繋がりかねません。

 

 

このように、様々な人が集まる職場では日々ストレスが発生しています。

それでは、過度なストレスにはどんな風に対処していけば良いのでしょうか。

このストレスの原因上位3つのように、一人だけではどうにも変えられないこともありますよね。

そのなかで、自分でできる方法があります。

 

①人から言われたことをプラスにとらえる

たとえば、上司から注意された時、あなたはどんなふうに受け止めますか?

「また言われてしまった。」とか「どうしよう、次は失敗しないようにしなきゃ。」等、

委縮する考え方をしていないでしょうか。

それよりも「いま注意してもらったから改善できる。次はこうしよう。」等、プラスに捉えると、余計なストレスを抱えずにすみます。

 

②完璧主義にならず、「適度」を身につける

これは、環境や人との関係でも言えることです。

行き過ぎた「こうでなければならない。」といった思考は自分も他人もしばりつけてしまいがちです。

全てを100%で走り続けるのは難しいことです。

譲れる部分、自分が一番こだわっていることが見えやすいところでもあるので、自分の「適度」を見つけてみましょう。

 

 

また、自分でできる範囲でコントロールすることは大事なのですが、我慢しすぎて自分を傷つけたり、病気になってしまっては元も子もありません。

特にパワハラ等のハラスメントの場合は、無理をすることはありません。

 

ストレスとうまく付き合いながら、長い職業人生を歩んでいきたいものですね。

ですが、ここで「職場だからこそ」チェックしたいことがあります。

 

それは、

 

①職場のストレスは複数の原因が絡み合っており、本質に対処しづらい。

②企業として一人ひとりにストレス対策をするなんて無理ではないか。

 

といった悩みをよくお聞きすることからもわかる、「職場だからこそ」の悩みです。

実際に、ストレスの少ない職場も存在する一方で、ストレスフルで人が定着しない職場もあります。

その違いには、この2点の考え方・難しさが潜んでいる可能性があります。

 

①は人が集まる場所で起きやすいことです。

特に忙しく業務にあたっている毎日の中で、ついメンタル等の「見えないこと」は後回しにされがちですね。

そうしていると、様々な原因が絡み合い、そのひもを解くことが困難でまた後回し、そしてさらに複雑化したり、良くない結果にたどり着いたりしてしまう可能性があります。

 

②は、職場で起きるストレスを解決しようとする際に考えられがちなことです。

たとえば、個人ごとにストレスチェックを実施している企業は多くありますが、

「実施後」に活用できている・対策をしていると言える企業はどれくらいあるでしょうか。

中には、担当者は必要性を理解していても、経営者が理解していないというケースも残念ながらあります。

 

「それって必要なの?」

「そもそも、どうやっていいのかわからない。」

 

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「会社を辞めたい」新卒社員への3つの対応

今日から3月。今年は気温が上がるのも早く、春の訪れを感じます。

春と言えば、新入社員の方が入社されますね。

今年は業界によっては入社直後の4月下旬から10連休が控えていることもあり、連休後のモチベーションも心配な方も多いのではないでしょうか。

しかも、モチベーションが上がらない・・・というだけではなく、

こういったことがきっかけになって「辞めたい・・・」と考え始める新入社員の方も少なくありません。

今から対策しておきませんか?

 

まずはどんな時に「会社を辞めたい」と思うのか、代表的な4つの理由を見てみましょう。

 

①仕事についていけない

やる気を胸に入社したものの、学生から社会人への突然の環境変化、仕事の早さや流れ、覚えることの多さ・・・単純についていけなくなり、やる気がどんどんそがれて萎れてしまう場合があります。

回復するために休日は寝るだけ・・・となって「何のために働いているんだっけ」と虚無感を覚える方もいます。

 

②人間関係が良くない

こちらは新入社員の方に限らず、全ての「辞めたい」と思ったことがある社会人の理由上位に常にランクインしています。

しかも、社会人になりたての新入社員の方は、毎日会う職場の人との関係が良くないと感じる場合、ダイレクトにストレスに直結します。

学生時代であれば付き合いたくない人とは簡単に距離をおけますが、社会人になり、仕事となるとそう簡単にはいきません。

環境を変える方が楽だ、とあっさり辞める理由に繋がります。

 

③仕事への理想とギャップで疲弊してしまう

「思っていた仕事/会社と違った。」

こう思うまでに、入社してからの長さは関係ありません。「違う」と感じた彼らは、次を早々に考えることでしょう。

このように感じている時は視野が狭まっている場合もありますので、考え方やものの見方をどう広げるかも重要です。

一つの方法として、「相談したい」と思えて、実際に相談に乗ってあげられる人の存在が今まで以上に必要となってきています。

 

④早くも「燃え尽き症候群」になってしまう

「内定」がゴールだった新入社員の方にありがちです。

あんなに入社したくて内定がもらえた時は嬉しかったのに、なぜここにいるのか自分でもわからない・・・

そんな状態の新入社員の方に、「これだから今時の若者は・・・」と上から目線で接したり、説得しようと怒っても意味がありません。

それどころか「やっぱり、ここにいたくない」と短期間で決定づける理由を与えてしまうことにもなります。

 

 

 

当然ですが、企業は時間や労力、お金をかけて採用をしています。

せっかく入社した新入社員の方が次々に辞めてしまわれては採用コストがかかるばかりか、現在頑張っている社員への十分な育成にかけることもできなくなってしまいます。

では、このような「辞めたい」にどう対応すればいいのでしょうか。

 

 

①辞めた後の見通しが立っているのか

ここまで見てきてわかる通り、こういった状態の方は感情で動こうとしています。

ですが、実際に勢いで辞めたはいいものの、その後の生活はどうなのか考えているかというと、具体的ではない場合があります。

なかには「どうにかなる」と楽観的な方もいますが、本当にそうなのか問いかけてみましょう。

 

②辞めたい理由を書きだしてみる

感情で動こうとすると、理論的に考えられません。

ということは、客観的に物事を考えられる状態ではないですよね。

そんな時はいったん、自分の中で思っていることを書きだしてみると、いくらか落ち着いて考えることができます。

 

③身近な人に相談するよう勧めてみる

一人で悩み、決断する前に、冷静に話を聴いてもらうことの効果は大きいです。

最初は不満不平を吐き出していくと、段々と本当の気持ちや自分がどうしたかったかということが見えてきたりもします。

その際は、不必要にアドバイスをせずしっかり聴いてくれる人かどうか、が大切です。

 

 

 

これらは社会人経験の長い人であれば「当然じゃないか」と思うかもしれません。

ですが混乱している新入社員の方が勢いで辞めてしまう前に、このようなワンステップ設けてあげることは必要です。

こうして「ワンステップ」をおいて、せっかく採用された新入社員の方が感情のままに辞めてしまう前に考える機会を設けましょう。

 

 

ですが、ここで注意したい点が2つあります。

それは、

 

①実際にそうした兆候に気づけるか

②相談してほしいが、そうした関係を築けていないかもしれない

 

①は毎日一緒にいたとしても、適切なコミュニケーションをとっていなければわからないでしょう。

あいさつ一つ、話しの仕方一つ、頷き一つとってもそうです。

普段と様子が違うな、とか、表情の変化というものは、心情が変わってくると表面に出てきます。

ですが、その「普段どうだったか」がわからなければ比較することはできません。

 

②の場合だと、相談してくる時には既に辞表を手にしているかもしれません。

そうなる前に、信頼関係を築き、なおかつコミュニケーションの質を各段に上げる方法がありますが、残念ながら多くの場合実施されていません。

 

では、具体的にどうすればいいのか。

それは2018年新入社員へのアンケート調査でも、結果として出ていることがヒントになってきます。

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スルースキルが高い子どもは将来天才になる可能性が高い?

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物事をスムーズに運ぶ「スルースキル」

ストレスは、健康にも精神衛生上にもよくないことはご存じだと思います。

ストレスは、人にとっては不快であるため、ストレスを感じるような困難なことが起こったとき、人は全力で立ち向かおうとするものです。

でも、いつも真正面から受け止める必要はありません。ときには、理不尽で攻撃的な言葉や態度を無視したり、聞き流した方が、大きな論争を回避して、物事がうまく進むこともありますよね。

こうした判断を的確に行い、物事をスムーズに運ぶ能力を「スルースキル=鈍感力」と呼びます

脳科学的に証明されたスルースキルの重要性

一般的に、子どもなど、社会経験の少ない人はスルースキルが低く、感情的になってしまうことが多いそうです。

ストレス社会で生き抜くには、嫌なこともぐっと我慢して、何事もなかったかのように「スルー」することも大切ですよね。

そして、このスルースキルと脳の働きの関係がある研究によって判明しました。

脳の働きが良い人の脳の使い方の違いは、どこにあるのでしょうか?

スルースキルに関する脳科学的な研究

アメリカのロチェスター大学の教授、マイケル・メルニック氏らが行った研究によると、IQの高い人は物事への集中力が高いということが判明しました。

メルニック氏らは、被験者を対象に標準的なIQテストと視覚のテストを実施しました。

視覚テストの内容は、パソコンのモニター上を左右に移動する、黒と白の棒の動画を見てもらうという簡単なものです。

棒は3つの小、中、大の3つの大きさで現れ、表示される場所も画面中央の限られた部分から画面全体とさまざま。

被験者には、この棒が左右どちらに動いたかをできるだけ早く識別してもらい、研究者たちは識別するまでにかかった時間を計測しました。

その結果、IQが高い人ほど棒の大きさや表示される画面の領域が小さいときに、棒の動きを識別することができたことがわかりました。

一方、棒の大きさが大きい場合では、IQの高い人ほど、反応が遅いという結果になりました。

これに対して、研究を行ったメルニック氏は、「過去の研究からも、IQの高い人ほど、大きな画像の検出が苦手だということが判明しています」と語ります。

研究者らは、その理由について、ほとんどの状況においては、背景を抑制する働きは、視覚情報を処理するために、不可欠であるためであるとしています。

言い換えると、車を運転する、自転車をこぐ、道を歩くといった日常の場面において、大切なのは、背景の部分よりも前景の小さな物体の動きであるということ。

つまり、IQの高い人はそうでない人よりも集中力が高く、気が散ること(実験では背景の動き)をうまく処理する能力に長けているということが判明したのです。

脳の働きが良い人は不要な情報をスルーする能力が高い

背景の動きを処理できることが、頭の良さを測る唯一の指標とは言えませんが、研究を行ったメルニック氏は「このテストはとても単純ですが、IQの測定に密接に関係しています。何が脳をより効率的に動かすのか、つまり、より頭が良いのかを明らかにするための手がかりになるでしょう」と述べています。

脳の働きが良い人は、注意を惹く目先の情報に惑わされず、大事な情報だけを選択して認識することができる人の事なのですね。

この結果から、IQの高い人の方が必要な情報をうまく処理する能力に長けている=スルースキルが高いといえるのです。

一流の人が、人格的に優れているのは、このことからも納得できます。

子どものストレスをすべて無くしてあげることはできませんが、スルースキルを身につけさせてあげることが、ストレスを取り除いてあげることになるということですね!

 

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子どもに小言を言いたくなる時はどうしたらいい?

子どもは言ったことではなく、見たことで育つ

子育てをしていると、お箸の持ち方、食べ方、姿勢、言葉づかいなど、親としては気になり、注意したり指摘したくなるような子どもの行動はたくさんありますね。

そのたびに教えるのは大変ですが、知らないことは伝えないとわかりませんので、やはり言葉で伝えることは大切なことです。

しかし、伝えてもなかなかできないと、イライラしてしまうことがあるのではないでしょうか?

今回は、そのようなときの子どもとの向き合い方、考え方について、お伝えしていきたいと思います。

子どもは親を見て育つ

そんな時、いつもお伝えしていることは「子どもは親御さんの後姿から学んでいますから、親御さん自身が気を付けていらっしゃれば、子どもは自然にできるようになりますよ。」ということです。

子どもと一緒に成長するって素敵なことですね。

また、子どもは親からだけではなく、体験から学ぶこともたくさんあります。

宿題をあとからすることにしたわが子は、ご飯を食べたら眠くなり、宿題が間に合わないこともありました。

でも、そんな体験から失敗した時の対応の仕方を学んできました。

小さい失敗をすることで学ぶ

けんかもそうですよね。

つい「危ない!やめなさい!」と言ってしまいますが、小さいときに痛さを味わった子は、大きくなったとき相手の痛さが分かり「やってはいけないこと」を知る子に育つのではないでしょうか。

小さいときの失敗は、大きくなってからの失敗に比べると小さいですね。

ぜひ、小さいときにたくさんの経験をさせてあげてくださいね。

 

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あなたの人生に発生する「偶然」というギフト

こんにちは、川出です。

 

突然ですが、あなたの人生で起きた「偶然」の出来事って、どんなことがありますか?

 

 

誰しも「偶然」の出来事って、経験したことがあると思います。

では、その偶然って、人生にどんな影響を及ぼすと思いますか?

 

キャリア、つまり人生の方向性を決定する出来事の8割は偶然の出来事だと言われています。

これは、ジョン・D・クルンボルツ博士というキャリアの理論家の一人が提唱したことです。

 

生きていれば、計画したこと、想定したことばかりが起きるわけではありませんよね。

そんな中、どうすればより良く生きていけるのか。

こういった「偶然」をどう扱っているかで、自分の人生の景色が変わっていきます。

 

 

そもそも、このクルンボルツ先生もなかなかの方で(笑)、こんなエピソードがあるそうです。

 

学生だったころ、大学で専門コースを選ばなければいけない時期が巡ってきました。

でもクルンボルツ先生は大学からの呼び出しは一切無視。

それよりもテニスに夢中で(とても強かったようです)、ギリギリまで決めることを先延ばしにしていました。

 

そしてとうとうタイムリミットが近づいてきて、大学から「今日中に選ばなければ退学です」というアナウンスを受けます。

しかもタイムリミットはあと数時間!

さすがに焦ったクルンボルツ先生、その時テニスのコーチを担当していた先生に相談したそうです。

「僕は何を専門に選べばいいでしょう?」

偶然、そのコーチの専門は心理学。

「それはあなた、心理学でしょう。」

「じゃあそれで!」

なんとこのやり取りだけで、クルンボルツ先生は心理学を選んだというわけです。

 

もしもこの時、コーチが違う専門だったらまた別の道に進んでいたかもしれません。

もしくは、コーチがそう言っても「でもな・・・」と別のものを選んでいたらまた違ったかも。

 

 

 

こんな風に、きっかけって本当に些細なことだったりするんですよね。

そして、この偶然に対して自分がこれまで生きてきた中での「学習」が活かされていたりします。

「あの時も直感で選んでうまくいったから、今回もそうした。」

とか、

「今までもこういう場面で粘ったからうまくいったんだ。だからもう少し頑張ろう。」

といったことも、

これまでうまくいった個人の「成功体験」が応用されていたりします。

 

そしてその「成功体験」は、モチベーションを上げてくれるだけではなく、

その人しか持っていない貴重な資源でもあります。

なかなか自分だけでは気づきにくいのですが・・・

 

何より、その偶然をただ待つのではなく作り出していること。偶然も、自分が動いていたから起きたわけです。

つまり、偶然を計画している、とも言えるのです。

矛盾した言葉のようですが、自分の考え方一つでそこからの物事の動きはそれぞれ変わっていきます。

 

好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心。

これら5つが、偶然の出来事を「人生をより良くする出来事」に変えると言ってもいいでしょう。

・・・他にも色々ありますが、長くなりましたのでまたの機会に。

 

 

このクルンボルツ先生の考え方や実際のカウンセリング動画を見ていても、

とても穏やかなポジティブさが根底に感じられて、いいなぁと個人的には思っています。

 

 

私が実際にキャリアコンサルティングでお話しを伺っていても、ご本人の語る中に偶然の出来事って多く出てきます。

「たまたまなんですけど、この学校に合格したから行っただけで・・・」

「自分ではまさかこうなると思っていなかったけれど、あの時偶然誘われて・・・」

「異動する気なんてなくて、嫌々行った部署なんですけど・・・」

大事なのは、「でも、自分でちゃんと選んでいる」ということを意識してみることです。

 

出来事自体は偶然かもしれません。

でも、そこから歩みだしたのは、選んだものを継続しているのは、

間違いなくあなた自身です。

 

それはなぜなのか。

その時、自分の価値観はどう働いていたのか。

どんな状況だったのか。

などなど・・・

 

改めてキャリアコンサルタントが問いかけて、ご本人がお話ししていくことで、

「そういえば・・・」

と自分一人では気づかなかったことに気づくことも多いのです。

 

たまには、あなたの持つこれまでの「偶然」の出来事が、どんなギフトだったのか考えてみませんか?(^^)

 

 

 

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あなたが自分と向き合い、自分を理解し、理想の人生を歩んでいくために。

キャリアコンサルタントに話してみませんか?

自分のことって、どれだけ客観的になっているつもりでも、なかなか一人きりでは理解が進まないものです。人は4%しか心を意識できていない、とも聞きます。

ですが、ちゃんと「聴ける」人に話すことで整理されていきます。うまく話す必要などはまったくありません。

ご相談の例としては、

 

☆経営者の方:組織が発展するための人材育成を考えたい・実施したい

☆社員の方:働き方・人間関係に悩んでいる

☆フリーランスの方:自分の強みを発信するために自己理解を深めたい、これからの事業の核を整理したい

☆復職したい方:激変していく世の中で、どんな仕事が良いか考えたい

 

・・・など、まずはお気軽にお聴かせください(^^)

(※キャリアコンサルタントは2016年に国家資格となりました。

株式会社キャリアアシストのキャリアコンサルタントはそれ以前から、キャリアカウンセラーとして活動しています。)

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ポジティブな気持ち、ネガティブな気持ちが記憶力を左右する

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心とホルモンの関係とは

人は日々いろんなことを考えておりますが、何かを思った瞬間にそれに沿ったホルモンが放出されています。

ホルモンというのは、とても強大な力を持っていますので、どのような思いで日々過ごしていくのかということはとても重要なことです。

たとえば、誰かに対して怒りや妬み、恐れ、不安といったネガティブな感情を持つと、「ストレス物質」であるコルチゾールという物質が分泌され、記憶の重要回路である「海馬」が委縮して記憶しづらくなってしまうそうです。

つまり、ネガティブな思いは、自分自身に悪影響を及ぼしてしまうというわけなのです。

ポジティブな気持ちが記憶力を高める

逆に、ポジティブな思いは、「ベーターエンドルフィン」や「ドーパミン」「オキシトシン」など、「脳内快感物質」と呼ばれる物質が分泌されます。

それらにより、多幸感や快感をもたらし、身体の免疫力を高めると同時に、脳を活性化させ記憶力が高まり集中力も増していきます

同じポジティブに見える思いでも、「ライバルに勝ちたい」というような攻撃的な思いには、「怒りのホルモン」である、アドレナリンなどがでてしまいますが、「ライバルと共に成長していきたい」という、相手の幸せをも思える時は、自らの幸福にも成果にもつながっていく考え方です。

未来に対する夢や志をしっかり持ち、人間が未来をいきいきと思い描く時、ポジティブな気持ちが生まれ、海馬の活動が活発になり、記憶力も高まるということです。

誰かのためにという気持ちは幸福感だけでなく健康にも良い

また大事な人が幸せになってほしい、自分のためでなく、誰かのためを思うことは、自分の脳にもよい影響を及ぼします。

そのようなときに放出される「オキシトシン」は、病気を治す天然の妙薬ともいわれます。健康にも良いというわけですね!

したがって、心の底から人々の幸福を願っての利他行動は、誰にほめられなくとも、幸福感や健康が得られるというわけなのです。

見返りを求めない世のため人のためになるような利他行動こそ、最も大きく、持続的な幸福感に結びついています。

継続的に幸せを感じるには変化が必要

ところが、同じ刺激の繰り返しは、「慣れ」になり、分泌量は減っていきます。波風の立たない日々の連続では、脳にとっては何の感動もなく衰えてしまうということなのです。

本来、脳は何らかの目標を達成することで、大きな喜びを感じるという性質があります。困難な目標を達成した時ほど、大きな喜びを感じますよね!

平穏無事な人生より、小さな目標を達成し続ける方が、それを乗り越えるたびに深い幸福感を感じることができます。脳にとっての幸せとは、静的・安定的・固定的なものではなく、「変化のダイナミズム」の中にあるのですね。

京都大学藤井聡教授は「他人に配慮できる人は運がよい」という論文を発表しました。「利己的な傾向を持つ人は、主観的な幸福感が低い。」のだそうです。

「配慮範囲」の広い利他的な志向を持つ人は、よい人間関係を持続できるから、運の良さとして現れるとのことです。

子ども達の幸せのために“世のため人のためになる”ことの大切さを教えましょう!

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チームであることのありがたみ

こんにちは、川出です。

先日、数年ぶりにインフルエンザにかかってしまいました。

高熱でだるくて身体が動かない、なんて久しぶりでした。

小さい頃は毎年のようにかかっていて、大人になってからはかからないようになっていたのですが・・・

 

実は、かかった時期に「よーし、ここから!」ってギアを上げていく気持ちの仕事が入っていたので、申し訳ないやら情けないやらで

「なぜいま・・・トホホ・・・」という気分でした。

 

が、復活してから、

「そこでこれまでみたいに、必要以上に力を入れていかない!ということを細胞レベルで教えてくれてるんじゃない?」

と人から言われて、「あ、そうかも・・・今年はやっぱり一味違うかも・・・」と妙に納得しています(^^;)

 

自分で言うのもなんですが、「やるぞ~!」というパワーは人一倍強いのです。が、倒れるまでやってしまうのがクセで・・・以前もお話ししたかもしれませんが、本当に自分ではわかりづらいんですよ。

自分の止まり方というか、ゆっくり進める速度というか。

突っ走りたい!!欲が出ます。

もちろん、突っ走った方がいい時もあるんですが、そうでない時が最近は多いです。突っ走った後に気づくことも多々・・・(^^;)

 

去年、そして今年のお正月など「休み方がうまくなってきたかな~」と思っていたのですが、

これまでの習性は簡単には変わらないですもんね。

今は回復し、病み上がりということで程よく力も抜けているので(笑)、こんな感じで進みたいところです。

すぐ忘れちゃうので、気を付けます。。

 

 

今回、こうしたことが起きて思ったのが「完全な個人」で仕事をされている方のこと。

私は、今回入っていた仕事の予定も、(申し訳ないのですが)一緒に動いている団体の方にお願いすることができました。

もし別の仕事だったとしても、私が倒れてしまった場合も、社長にお願いすることができます。

逆も然り。

 

 

チーム、組織。

人間関係の悩みや、同じ目的を達成するためにどう団結するか等の悩みはつきものですが、

助けてほしい時に「助けて」と言える。

これって、本当にありがたいことなんだな、と改めて実感しました。

同時に、個人で頑張っていらっしゃる方がもっと楽になるような制度が進んでほしい、とも感じました。

こうした協会もありますね。→ https://www.freelance-jp.org/

 

 

さて、細胞レベルで「慌てない、慌てない」(一休さん?)と言われた私は、

先を逸りすぎないよう、また歩んでいきます。

突っ走り型の同士の方、たまにはゆっくり歩く練習しましょうね~(^^)/

昨年末に出会ったリス。

時々、激写したこの一枚を眺めては、癒されてます。

 

 

☆☆☆☆☆☆ 今 後 の 予 定 ☆☆☆☆☆☆☆☆

お気軽にお申込みください(^-^)

「あなたにとってのライフワークバランスを考えてみよう♪」

☆日時:2/9(土) 10時~12時

☆場所:ROUGH LAUGH
仙台市青葉区中央3-4-12 SSスチールビルⅡ 6F
(イーコンセプト内)
仙台駅から5分ほどです♪

☆料金:3,000円

主催:株式会社キャリアアシスト

 

内容の詳細、お申し込みは下記のFacebookイベントページをご覧の上、参加ボタンを押してください。

また、お申し込みはメール(career-a@cap.ocn.ne.jp)・お電話(022-797-5093)からも承ります。

https://www.facebook.com/events/2233495556922507/

 

海を越えて、東北へようこそ!

こんにちは、川出です。

今日は冷え込みましたね!昨日は東京に行っていたのですが暖かかい日だったので・・・差が激しい。

でも冷えているのですが、今年は仙台は例年以上に雪が降りません。

降ってもうっすら白くなる程度。

お隣の山形は凄いことになっている、とのことなのですが・・・

 

 

さて、「海を越えて、東北へようこそ!」ということで、

先日、ハーバードビジネススクール(HBS)の2年生43名とのセッションに参加してきました。

昨年採択いただいた、仙台市の起業家応援プログラム。

その運営をされているINTILAQだからこそ実現したセッションです。

本当に、毎回ありがたいことです。

 

人生なんでも起こる、と普段から思っている私ですが、

最初にお聞きした時は、まさか自分の人生にハーバード生との関わりが発生しようとは・・・

お会いすることがとても楽しみで、

でも短い時間の中で、ちゃんと伝えて学生の方々の貴重な時間が有意義なものになるか(授業の一環でいらしています)、ちょっと不安もありながら、

それでもワクワクして当日を迎えました(^^)

 

 

何をどこから話そうかな・・・と思いながら、まずは昨年作った動画を見ていただきました。

私がなぜこの仕事をしているか、を込めた動画です。

 

いま実現しようとしている事業で感じる壁、

自分のエネルギーになっている思い、

仕組みをどうやって作っていくか・・・

解決してもらいたい、というよりも、この方々ならどう考えるか。

自分にはない視点から一緒に考えてもらえたら嬉しい。

そんな気持ちで始まりました。

 

 

セッション中はその時の会話の流れから発生する会話を楽しみつつ、

日本人ではないからこそ出てくるアイディアが新鮮だったり、

意外と国が異なっても、やっぱり人間としてぶつかる壁は同じであることに気づかされたり。

 

あ、もちろん会話は通訳をしていただきました・笑。

通訳の方も一生懸命伝えてくださって、この方がいたからこの日の時間が実現しました。ありがとうございました。

 

彼らは本当に想像力が豊かで、学びが自分の力に落とし込まれているんだなぁと実感。

例えば50分という限られたセッション内の短時間で、

文化も違う初対面の人の仕事を理解しようとしてくれること。

困っていることに対してのアドバイスや、感じたことや疑問を的確に投げかけてくれくれること。

「受入れて、一緒に想像する」ことができるという力は、やはり大きいな、と実感させていただきました。

 

もうね~~、時間があっという間すぎて、当初の不安はどこへやら(笑)

グループを変えて2回セッションさせていただいたのですが、

最後は数あるグループの中でも一番最後になるくらい、

活発にやり取りさせていただきました。

 

私はずーーっと頭の後ろが熱くて、脳がフル回転している気分!

集中してやりとりしたり、面白くて会話に熱が入ってくると、

頭の後ろ部分・・・熱くなりませんか?(笑)

 

 

ここで、セッションの中で一人の学生が話してくれたことがとてもわかりやすいし素敵だったのでご紹介します。

きっと、いま悩んでいる人の力にもなる言葉だと思います。

 

「自分は今ハーバードで学んでいるが、特にやりたいことも夢もまだない。

だけど、自分はいつもオープンマインドでいる。

夢ややりたいことがなくても、そうしていると、

興味のあることと出会えたり、

やってみようかなと思えることを知ったり、

面白いと感じる人に出会って、

行動できる。

それが充実した時間に繋がっている。」

 

やりたいこと病、夢を発見しよう病にかかってしまう方は、

焦るのではなく、

彼のようにまず、興味のアンテナだけはったまま、

毎日を楽しむことから始めてみるといいかもしれません。

 

見つけることが目標になってしまって、肝心の毎日がイライラしたり落ち込んだものになってしまっては、勿体ないですから。

 

こんな風に話してくれた彼の目は力強く、表情がとても穏やかな、ナイスガイでしたよ(^^)

 

やりたいことや夢というものは、自分の人生を彩るものであると思います。

でも、それだけということもできます。

満足した人生に必要なものは、人それぞれ違いますからね。

 

 

最後はハーバード学生の授業に貢献した、ということで(こちらの方がこの時間でいただいたものがたくさんあるのですが><)、

感謝状を一人ひとりに手渡ししていただきました。

「あなたが取り組んでいることはセンシティブで難しいことだと思う。でもとても大切なことですね。」

「自分にも同じような経験がある。」

「単なる事業説明ではなく、あなた自身の思いの動画、言葉を聞いてモチベートされた。」

 

書ききれない一つひとつの言葉が、本当にエネルギーになりました。

2019年、良いスタートを切らせていただきました。

 

うまくいかないことも多いですが、引き続き頑張っていきます(^^)

HBSのみなさん、本当にありがとうございました。みなさんも満足のいく人生をガンガン進んでいってください。

また会える日を楽しみにしています。

 

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口出ししすぎる親にならないようにするための、子どもとの向き合い方とは?

親子

子どもの問題と親の問題を分けて考えよう

子育てをしていると、起床、着替え、勉強、片付け、将来の夢、就寝時間など、いろんな問題が出てきます。今回は、このような問題が出てきたときに、親としてどのように対応していくべきなのか、一緒に考えていきたいと思います。

それは子どもの問題か?親の問題か?

先ほど並べた問題は、誰の問題なのでしょうか?

昔はみんなお母さんの責任と思われていました。「あいさつができない、朝忘れものが多い、片付けができない・・・親がちゃんと育てていないから。」と言われてきたことばかりです。

しかし、母親がいつも口を出していると、子どもはやる気のある子に育つでしょうか?やる気のない依存心の強い子に育ってしまうでしょう。中には、反抗的になる子もいます。

「やる気がない。」「親の顔色を見る。」「反抗的。」と感じたら、親が子どもの問題に、口を出し過ぎていないか考えてみましょう

そのような状況で、子どもの問題を親の問題と思っているお母様は、子どもから目が離せず、とても忙しい思いをされていると思います。

子育てのゴールは、子どもの「自律であり自立」

もし、お母様が病気になったら、子どもはどうなってしまうのでしょう?

今まで自分で問題を解決する経験がなかったお子さんは、自立するために苦労するでしょう。子育てのゴールは「自律であり自立」です

そのゴールに向かうには、まずは子どもの問題と親の問題はわけて考える基本を、しっかりと押さえることが大切です。

子どもの中に必要な力があると信じる

子どもの問題は子どもの問題、親の問題は親の問題と分けて考えることを学びましたが、私たちは子どものすることに一切口を出さなくてもいいか、というとそうでもありません

例えば、宿題。宿題は子どもの問題です。子どもが自分の問題で困っているときに、お母様に二つの対応パターンをご紹介します。

1.子どもの問題とはねつけるお母様の場合。
子ども「お母さん、教えて」
お母さん「それは、あなたの宿題でしょ。学校で習ったことはわかるでしょ。早くやらないとテレビは見せないよ。」

2.子どもの問題を解決してしまうお母様の場合。
子ども「お母さん、教えて」
お母さん「まず、教科書を読みましょうね。そして、例題を解いてみようね。それから、問題を解いたら○付けをしますからね。」

上記の対応は、どちらも望ましくありません。

1の対応では、お母様の助けを借りて、自分で問題を解決しようと努力する子どもを突き放してしまっています。

逆に2の対応では、お母様が手取り足取りですべてを解決しようとしているため、子どもが自分で解決することができなくなってしまいます。

それでは、子どもが手助けを求めているときには、どのように対応すればよいのでしょうか。

しっかりと話を聴き、一緒に考える

子どもが自分の問題をお母さまに頼んできたときは、はねつけるわけでもなく全部解決するわけでもなく、一度話を聴いてあげてください

そうすることで、子どもの自律=自立を助けてあげることができます。忙しいときは、100%引き受けなくても、半分引き受けることもできるはずですね。

子どもの問題を子どもが頼んできたときは、ぜひ相談して決めてあげてください。

子どもが「ねえねえ、お母さん、この答え教えて」と頼んできたときは、子どもが手助けを求めているときなので、子どもとお母様の2人の問題として考えてみましょう

以下のような対応パターンを用意しておくと良いでしょう。

パターンA「はい、いいよ」と笑顔で引き受ける。
パターンB「お母さんと一つだけやってみて、あとは自分でやってみてくれる?」と、聞く。
パターンC「今日は、疲れているから無理だけど、あすの朝は大丈夫よ。」と伝える。

子どもの問題を子どもが頼んできたときは相談して決めることが大事なのです。

子どもの問題は、子どもが自分で解決することが基本ですが、助けを必要とする問題があるでしょう。
そんなときは、2人の問題として一緒に相談しながら解決をしていきましょう。

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