リーダーがもっと楽になるために知っておきたい「考え方のクセ」11個 ~その7~

「拡大解釈・過小評価」

 

 

物事を大きすぎ、もしくは小さすぎなど「過度に」解釈する傾向を言います。

自分や他者の良いところや成功を、極端に小さく感じたり、

逆に欠点や失敗を必要以上に大きく考えたりしてしまいがちです。

 

 

 

【事例】

・一生懸命、営業の仕事をしたがお客様に購入してもらえなかった。この場面だけをとらえて「自分は営業に全然向いてない。」と思ってしまう。

・仕事において良い成績を出したのに、「これではまだ足りない。まだまだダメだ。」と考えてしまう。

 

 

 

 

いかがでしょう?

こうして文章として読んでみると、「そんなことないのに」と思いませんか?

客観的に見てみるとそう思えても、日常での出来事では、こういった「考え方のクセ」は自動的に浮かびあがってきます。

自然と出てくるので、意識をしないと気づきません。

 

 

自動的に浮かんでくる「考え方のクセ」は、クセというだけあって簡単に修正できるものではありません。

まずは気づく。

そして、そんな自分を否定せず、「こう思うのクセだよなぁ」と受け止める。

ここから始めてみましょう。

 

 

 

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「ちゃんと成長しているから、大丈夫だよ」と第三者と確認し、自分自身が心から実感することの重要さ

 

 

最近、ますますよく描いてお伝えする場面が増えてきた図を、少しだけ丁寧に(これでも)描いてみました(笑)

 

こちらは、臨床心理士の岡本祐子先生が発表された「アイデンティティのラセン式発達モデル」とてつもなく簡易化したイラストです。

キャリアコンサルタントになるための勉強の過程で触れたもので、実際に現場で様々なクライエントの皆さまといろんな課題に向き合っていくプロセスでかなり簡易化したものでお伝えする場面があります。

 

人は生涯発達していくという視点のもと、生きていく過程での発達段階において、その都度クリアしていくべき段階があると言われています。

これは実際にキャリアコンサルティングをしていると顕著に感じます。

クライエントの方が「問題だ」と感じていることの根っこが、その発達段階の中にあるのです。(大抵は幼少期が多い印象です)

 

もちろん、本当はもっと詳細にいろんなことが丁寧に詰まっているものですので、ぜひ学んでみてください。

 

 

 

私がこれを描いてクライエントの方々にお伝えする際、

「ちゃんと成長しているのに、気づいていないのはもったいないですよ」ということです。

 

人材育成研修や、キャリアコンサルティングをしていても、当然ながら右肩上がりに一直線に成長していくなんてことはありません。

ですが、やったらやった分だけ、実施する以前よりも成長しているのです。

 

でもそれは目に見えづらいうえに、一人きり、または内部の人間同士だけだと気づきづらいもの。

手前味噌になってしまいますが、こういったことを知っていることが最重要ということではなく、だから信頼できる「第三者」が必要ということです。

 

キャリアコンサルタントとして、企業内の方々、個人のクライエントの方々と向き合っていると、

一人きりでは見過ごしがちなことも、「ああ、大丈夫。やってきたことは間違っていない。」「ここはやっぱり苦手で、向き合う時期かもなぁ」など、

そういった「立ち止まって確認し、自分自身で実感すること」が、私たちには圧倒的に足りていないと感じます。

 

 

走り続けることが得意な方だとなおさら陥りがちです。

そして走り続けた果てに「あれ、これで良かったのか?」「何をしてきたんだっけ?」「今までが無意味に感じて、突然不安になってきた」etc.といった、ミッドライフクライシスが起きる可能性もあります。(これについてはまた後日)

 

実際に、組織内では30代後半から50代頃の社員の方に起きています。

 

 

 

一人きりでは自分自身を客観視することに当然、限界があります。

また、人はそこまで自分を評価したりしません。

むしろ「自分ができていることはふつう」「だから、もっと頑張らなきゃ」とか「だから、相手もできて当然(なんでできないわけ?)(なんでやらないわけ?)」と、自分自身、ひいては他者を評価しがちです。

 

 

心理学では、「成長したい」というのは、心の本能であるとも言われています。

本当にそうだ、と私自身も感じます。

そういった意味でも現代において、組織であっても、個人であっても、「その魅力を開き、<らしさ>を全開にして成長していく」ためには、

信頼できる「第三者」がいるというのは非常に大切なことです。

 

 

 

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リーダーがもっと楽になるために知っておきたい「考え方のクセ」11個~その6~

「未来の決めつけ」

 

物事が悪い方に向かうと根拠なく予測したり、

将来に悪い出来事が待ち受けているとか、いいことが起きないなどと決めつけてしまう心の傾向のことを言います。

 

 

 

【事例】

・失恋した直後に「恋人はもう一生できない」と悲しみにくれる。

・自分は永遠に孤独に違いない、と決めつける。

 

 

 

いかがでしょう?

こうして文章として読んでみると、「そんなことないのに」と思いませんか?

客観的に見てみるとそう思えても、日常での出来事では、こういった「考え方のクセ」は自動的に浮かびあがってきます。

自然と出てくるので、意識をしないと気づきません。

 

 

自動的に浮かんでくる「考え方のクセ」は、クセというだけあって簡単に修正できるものではありません。

まずは気づく。

そして、そんな自分を否定せず、「こう思うのクセだよなぁ」と受け止める。

ここから始めてみましょう。

 

 

 

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リーダーがもっと楽になるために知っておきたい「考え方のクセ」11個~その5~

「気持ちの決めつけ」

これ、相手にも、そして何より自分にもやっているかもしれません。

相手の気持ちや考えといった、目に見えないものを疑いなく決めつけてしまいがちなことです。

こういうこと、ありませんか?

 

 

【事例】

今朝、挨拶した相手がふと見せたしかめっ面を見て「あ、この人は私のことが嫌いなんだ」と決めつけたりすること。

(ちょっと目にゴミが入ったとか、朝家から出てくる時に嫌なことがあっただけ、など落ち着いてみると様々に考えられるはずなのに・・・)

 

 

 

いかがでしょう?

こうして文章として読んでみると、「そんなことないのに」と思いませんか?

客観的に見てみるとそう思えても、日常での出来事では、こういった「考え方のクセ」は自動的に浮かびあがってきます。

自然と出てくるので、意識をしないと気づきません。

 

 

自動的に浮かんでくる「考え方のクセ」は、クセというだけあって簡単に修正できるものではありません。

まずは気づく。

そして、そんな自分を否定せず、「こう思うのクセだよなぁ」と受け止める。

そういうところから始めてみましょう。

 

 

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「どうしたらいいのか、わからない」のは、ノウハウに逃げているからかも?

「コミュニケーションでの表現を増やしたい。」

「適切な伝え方を身につけたい。」

「社員を育てたくて、効果的な研修をしたい。」

「リーダーをしっかり育てたい。」

「自分の〇〇な行動を変えたい。」

「自分に最適な転職先を見つけたい。」

などなど。

「でも、どうしたらいいのかわからないんです。」

といったご相談があります。

 

 

 

全員必ずではないですが、最近、共通点があるなぁと感じます。

それは、「一気にノウハウでなんとかしようとしていること」。

しかも、「ノウハウを得ているのに、なんでかうまくいかないんですよ。」

ということ。

こういったクライエントの方々に多いのは、「大事なプロセスをすっ飛ばしている」ことです。

 

 

それは、

・あなたは、なぜそれを問題だと感じているのか?

・あなたは、そもそもどうしたいのか?

・どんなところがうまくいかなくて困っていて、それはなぜなのか?

・そもそも、本当にそれって問題なのか?

・・・etc.

 

大事なのは、「あなたバージョンで問題が解決すること」です。

 

 

大多数の人が良いと言っているノウハウは、確かに試してみる価値はあるでしょう。

ですが、もともと多様な私たちの社会において、

これだけ様々なこと(出来事はもちろん、人の考え方や価値観など)が噴出しているのに、一気になんでも解決できるノウハウなんて、あるんでしょうか。

 

 

むしろ、こうしたご相談をお聴きしながら伴走していけばいくほど、やればやるほど、そんなの「ない」から、

「一人ひとりに向き合って、自分の専門家であるその人ご自身が、自分に安心して力を発揮して成長していくこと」の

サポートしかないということだけが、わかっていきます。

 

 

 

やっているのにうまくいかない。

あの素晴らしいと思ったノウハウをなぞらえたのにうまくいかない。

そんな時は、自分の内面に戻ってみましょう。

自分と対話をすること。

ノウハウを使うのは、それからでも十分間に合います。

 

 

 

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リーダーがもっと楽になるために知っておきたい「考え方のクセ」11個~ その4~

「いいことを認めない」

 

ポジティブなことが起きても、そのまま受け入れることができないことです。

うまくできたのに「これは単なる偶然だ」とか、

褒めてもらったとしても「きっと気を遣っているだけだ」などと思ってしまう場合は、

こちらの「考え方のクセ」が出ているかもしれません。

 

 

 

【事例】

絵画コンクールで自分が描いた絵が賞を取ったのに、「きっと偶然だ。運が良かっただけだ。」と素直に喜べない。

 

 

 

いかがでしょう?

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自然と出てくるので、意識をしないと気づきません。

 

 

 

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まずは気づく。

そして、そんな自分を否定せず、「こう思うのクセだよなぁ」と受け止める。

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「人が育つためには、どうしたらいいですか」その、答え。

企業の経営者、ご担当者の方からよくいただくご質問です。

そして、個人のクライエントの方からも。

 

 

 

この仕事をしていていろんな現場に伺い、いろんな人々にお会いして思うのは、

受け入れ、

認め、

応援(静かなもの/にぎやかなもの)を

してあげるだけでいい。

(もちろん、コツはありますが♡)

 

 

 

指導したくなったら、口に出す前に一度自分に「なぜ言いたいのか」を問うてみる。

自分の問題であることもありますから。

 

そして、まずは自分を受容すること。

そこからしか始まりません。

 

 

 

これを「綺麗ごと」としか思えないうちは、本当の意味で「受け入れる、認める、応援する」ができない状態だと思います。

実際にはもっと、「葛藤もたくさん生まれ、泥臭いプロセス」です。

 

いろんな答えはあるだろうけれど、わたしはこれに尽きると思います。

まだまだ、自身の修行も含めて、研究していくテーマです(^^)

 

 

 

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リーダーがもっと楽になるために知っておきたい「考え方のクセ」11個 ~その3~

無意識に「フィルターに通す」

 

人はすべてを見ずに、ある事柄だけに注目して判断しがちです。

たとえば、たった一つの「良くないと思うこと」にこだわり、くよくよ考える。

他者からフィードバックをされた時に、褒められたことよりもできなかったことや批判されたと感じたことだけが気になる。

こうしたこと、ありませんか?

 

 

 

【事例】

会社であるプロジェクトが始まりました。

メンバーのAさんはある日、リーダー職の方から「〇〇の件ではありがとう。すごく助かったよ。ただ、△△の点を次までに改善してくれると嬉しいな。」と伝えられました。

Aさんは△△の点のみが気になり「やっぱり私は仕事ができない人間なんだ・・・」と落ち込んでいます。

 

 

 

いかがでしょう?

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客観的に見てみるとそう思えても、日常での出来事では、こういった「考え方のクセ」は自動的に浮かびあがってきます。

自然と出てくるので、意識をしないと気づきません。

 

 

 

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リーダーがもっと楽になるために知っておきたい「考え方のクセ」11個 ~その2~

「極端な一般化」

 

これは、たった一つの否定的な事実や体験を取り上げて、

「絶対に~だ」

「いつもこうだ」

「みんなそうだ」

など、数回の経験や狭い範囲の出来事をすべてそうに違いないと結論づけることです。

 

 

【こんな方に多いかも?!】

・自分を過度に責めてしまう方

・失敗することが怖くて、挑戦するのを避けがちな方

 

 

【事例】

Bさんは、Aさんが今朝遅刻をしたことを聞いた。

今朝遅刻した、という事実だけを聞いて

「Aさんはいつも遅刻するんだね」

「遅刻する人は何をやってもダメに決まってる」

などと決めつけてしまう。

 

 

 

いかがでしょう?

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自然と出てくるので、意識をしないと気づきません。

 

 

 

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「気付く」ことから始まる ~人を育てるなら、根気強く「気付く」サポートをしていこう~

治そう、治そうとすると、どんどん悪化する摂食障害の患者さん。

 

今の自分が「問題だ」と感じていることを解決していって、成長していきたいと話すけれど、面談の中で決めたホームワークができない・やってみてもすぐ諦めちゃう、カウンセリングのクライエントの方。

 

 

 

「治したい」と本当に思っている。

「解決して成長したい」と本当に思っている。

 

 

 

でも、無意識では求めていることが違う、ということは多々あります。

このケースで言えば、たとえば自分でも気づかないような心のずっと深い奥底で、

 

 

 

いや、治っては困る。

いや、解決しては困る。

 

 

 

だって、心配してもらえなくなる。

だって、ここに来て話を聴いてもらう理由がなくなってしまう。

 

 

 

これを弱さだと簡単に断じることができる人は、どれだけいるんでしょうか。

気づいていないだけで、同じことを私もあなたも、してるかもしれないし、言っているかもしれない。

私はこうした心の動きがあることを、理屈ではなく「実際の人間として」出会って知った時、

衝撃でした。

 

 

 

でも、なんだかしっくり腑に落ちました。

人間て面白いなぁ。

キャリアコンサルタントとして人や、組織に関わらせていただくと、思いもしないことが浮かび上がってくることがあります。

そしてそれは「問題」とされていることの根っこになっていて、しかもこんなに複雑にこねくり回さなくてよかった、

シンプルなことであることがほとんどです。

 

 

 

 

「認めてほしかった」

「誰も味方をしてくれなくて寂しかった」

「これだけ頑張ってきたのに、声もかけてくれない」

「謝ってほしかっただけなのに」

・・・etc.

 

 

 

 

お金をかけて立派な研修をする前に。

「先輩」として教え諭す前に。

相手を一人の人間として、ちゃんと話を聴いていますか?

それだけで解決することは、この現代からこそ、ゴロゴロとこの社会に転がっている気がしてなりません。

自戒を込めて。

 

 

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