「なかったこと」にはできない、アグレッシブコミュニケーションが残すもの

アグレッシブ、とはアサーションで言うところの「攻撃的な自己表現」のことです。

アサーションについては、こちらの記事でも書いております。

ぜひご参照ください↓↓↓

リーダー必見・「人」にまつわる問題発生の防止&より良い環境を作る!【アサーション】で解決しましょう② 各3つのコミュニケーション・タイプ

 

 

 

さて、「なかったこと」にはできない、とはどういうことか?

以前、こんなことを管理職に就いているクライエントの方(Aさんとします)からお聴きしました。

 

「部下がミスをするとつい、大きな声で怒ってしまうんです。

でも、やっぱり自分が悪かったなと後から反省して、謝ってはいるんです。

そうすると相手も許してくれるので、やっぱり謝罪や感謝を伝えることは大事ですね。」

 

 

あなたは、これを聞いてどんなことを思いますか?

 

 

 

確かに、後から考えて「自分が悪かった」と気づくことができることは大切です。

加えて、謝ることができるというのも大切です。

しないよりは、断然した方がいい、というか、できないとそもそもの人間関係を構築することができず、もっと早い段階で孤立しかねません。

 

 

ですが、この方はこれを「繰り返してしまう」方でした。

根本的な改善がなかなか進まず、段々と周囲も諦めたり、離れたりする人も出てきていました。

 

 

そんな時に、その部下の方と私が面談する機会がやってきました。

お話しをお聴きしていく中で、Aさんの話になりました。

 

 

「そうですね、ミスをする自分も悪いので仕方ないとも思っています。

ただ・・・」

 

「後からごめんねって謝ってこられるんですよ。

確かに大事なんですけど、なんか最近モヤモヤするんですよね。」

 

 

私が、それはなぜなのか問いかけてみると、

 

 

「なんだか、怒鳴ったことをなかったことにしようとされてると感じるというのかな。

Aさんはそういうつもりじゃないんでしょうけど、

謝られても、私の中ではなかったことにはならないじゃないですか。しかも何度も。

悪いと思って謝っているなら、せめて怒鳴らないでほしいんですけどね・・・」

 

 

私たちは完ぺきではありません。

だからこそ、間違った時には謝ったり、助けてもらって感謝をしたり、ということがあります。

ですが今回のように、「なかったこと」にはできないことも実は多いですよね。

 

 

アグレッシブな表現に限りませんが、「感情」というものは自分が思う以上に心に残ります。

自己表現は、当たり前ですが「自分で選ぶことができるもの」です。

良好な人間関係を構築していくためにも、できるだけ意識的でありたいですね。

 

 

 

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