つい言っちゃう「きみに任せるよ」~部下が言われて困るフレーズ~

「きみらしく頑張ってくれればいいから」

「あなたの力を発揮してほしいんです」

「「だから、きみに任せるね!」」

 

 

ありますよね、こういった場面。

私も企業内でお話しを伺うと、必ずといっていいほどお聴きします。

上司から部下へ、

経営陣から管理職へ、

先輩から後輩へ、

リーダー候補育成しかり、

女性活躍推進しかり・・・

 

もう本当に様々な場面で起きがちです。

 

 

最初にお伝えしておきたいのは、これが必ずしも「だめ」ではないということ。

でも、だからすれ違いが発生しやすいんですよね、ということ。

 

「だめ」とハッキリわかりやすいことは対処しやすいわけですが、人が集まる「組織内」ではそんなことあんまりないんですよね。

 

 

必ずしも「だめ」じゃないのに、なんでここから問題が起きるのか?

良かれと思って言ってるのに、なんで??

そりゃそうです。

 

だってそこには「関係性」が発生するから。

 

自分の経験、スキル、

そういったものは言われなくてもみんな活かそうとするんです。

皆さん一生懸命仕事しているので、すでに自分なりにはやってるし、期待されて嬉しくない人はあんまりいません。

(これも「これまでの関係性の中でのコミュニケーション実績」や「その人の現在の状態」が関わることは言う間でもありません)

 

 

たとえば、

上司から言われた部下

「任せるよって言われても・・・あの部署の〇〇さんが僕の言うこと聞いてくれないから進まないよ。」

「相談したい時には話せるのかな?この前も「そんなこと言ってないで頑張れ」とか言われただけだったし・・・」

 

経営陣から言われた管理職

「また丸投げかよ・・・できたらとっくにしてますよ。これだけ仕事量が多くて部下は言うこときかないし、その責任全部自分でしょ?やる気なくすわ~」

「疲れた・・・・・・・」

 

管理職等、女性活躍の立場をお願いされた女性

「いや早く家に帰らなきゃいけないんだけど・・・管理職なんてみんな遅くまで残ってるじゃん。私には無理・・・」

「悪目立ちしそうだなぁ・・・そもそも誰か助けてくれるのかな。女性でその立場になってる人いないし孤立しそう・・・」

 

などなど。

 

こんなことを、ハッキリと、またはおぼろげに心の中で思うわけです。

いつもお伝えしてますが、なんだかんだ言って結局人が自分から自分らしく力を発揮する、し続けるためには

「心からの動機」「心のエネルギー」

が必要不可欠です。

 

そしてそれは、一人きりで「持ってね」てと言われて持てるものではありません。

加えて、補充し続けることが大事。

花の水やりと同じ。

「一回話したから」

「いつも伝えているから」

伝わっている、相手のエネルギー補充になっているとは限りません。

一回話したことなんて、悲しいかな「そんなこともあったような・・・」でしかないですよね。悲しいことに。

 

その都度、気に掛けていることを伝えること。

ちゃんと相手を見る、相手と話すこと。否定から入らないこと。

褒めるのも大事だけれど、フィードバックをすること。

 

 

私自身も冗談でなく、日々奮闘中です。同じ人はいませんからね。

 

今日は「きみに任せるよ!」がどうしたら、本当に「きみに任せるよ」になるか。

ちょっとだけ話してみました。

 

任せたいと思ったあなたの真意が、どうか伝わって、一緒により良い仕事ができますように。

 

 

 

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