中途入社の方を対象にした調査で、「雑談」と「仕事の意義を含めた面談」の効果がそれぞれわかったようです。
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2019/190627-01/
中途入社の方は突然その会社の「仲間」になるわけで、職場になじめるかどうかもその後の活躍に影響してきますよね。
なじめない、話せる人もなかなかできない、職場にいづらい・・・となると、離職という選択肢も頭をよぎるでしょう。
そしてこれは、中途入社の方に限ったことではなくて、職場全体で言えることですよね。
1日1回以上の雑談はその離職意向に影響するとのことで、
話しができる信頼関係を築くことは大事なことと言えます。
ここでの話しというのは、もちろん一方的なものではなく「会話」ができることを指します。
でも、雑談っていつぞや本になったくらい、実は苦手とする方もいらっしゃいます。
なぜなら、
相手によっても、その人の状態によっても話が異なり、
ゴールが見えづらく、
突然始まったり終わったり、時間も曖昧。
というように、
普段の会議や仕事での会話とはまた違うわけです。
いわば、使っている頭の部分も違うかも?
そこには、
・聴く、という視点が欠けていること
・相手のことを気にしすぎて「判断軸」が自分にないこと
・そんな自分を受け止める準備ができていないこと(自己理解の一つ)
が関わっているかもしれません。
雑談は、それこそ会話のキャッチボール。
聴かないことには始まりません。
例えば、
「この前、こんなことがあったんですよ~!」
「へえ。」
「・・・(あれ・・・話してもいいのかな?)」
こんな光景を見たことありませんか?(もしくは体験したことが・・・)
自分が興味のないこと、相手に興味がない場合、聴けないですよね。
そしてどうやって会話を広げたらいいかわからない。
たとえばこれが、
「この前、こんなことがあったんですよ~!」
「なになに?」
「実は・・・」
というように、「興味があること」を示すだけでキャッチボールは始まります。
何より、その「あなたに興味があります」という意思表示は、
相手を認めていること、知りたいと思っていることとして伝わります。
それは何よりも、中途入社はもちろん、職場にいる人に対して必要なことではないでしょうか。
また、雑談が本当に苦手な方であれば、「苦手なんだな」ということをお互いに理解するきっかけになります。
※ハラスメントにならないように、そこは注意・勉強しましょうね。
「上手にやらなきゃ」と思い込みすぎず、短時間からの雑談、始めてみませんか。
<キャリアアシストを利用される方はこんな方>
☆経営者、社員、個人事業主等・・・立場や抱えているものは様々☆
・ちょっと聴いてほしい/なかなか話を聴いてもらえず困っている
・異動先が合わなくて仕事が辛い
・人間関係に悩んでいる
・社員が辞めてしまう、採用が難しい
・今の会社で頑張りたいが悩んでいる
・転職したいがどんな仕事が合うか考えたい、等。