『〇〇の人は生産性1.3倍、創造性が3倍高い。』
この数字、見かけたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは仕事における「幸福度」が生み出す数字です。
米カリフォルニア州立大学のリュボミアスキー教授は、
「幸せな社員は不幸せな社員より生産性が1.3倍高い。」というデータを出しています。
また、こちらも米国の研究ですが、
「幸せな社員は不幸せな社員より創造性が3倍高い。」
という結果が出ているそうです。
では、幸せとは何か?
幸せとは人の数ほどあり、それこそ多様性の話になっていきますので「多様性」の話はまた次回にします。
さて、幸せに働くために必要なことは何だと思いますか?
実は、5つの行動が仕事の幸福度向上に効果があると実証されているそうです。
①朝の過ごし方を変える
「ああ、また1日が始まるな・・・」ため息と一緒に、特に週の初めを迎える人が感じやすいことですね。でもこれでは、わざわざ脳にネガティブ要素をインプットすることになってしまいます。
自分が感謝していることを5つ書きだすことを朝の習慣にしてみてください。ポジティブな言葉は、良い1日の始まりに欠かせません。
②ワークライフバランスを保つ
言葉が先行しがちなワークライフバランス。
一人だけではできない場合も多いので、会社ごとに取組みたいところでもありますね。
でもまずは、自分がどうしたいのか、人生においてどう過ごしたいのかを考えてみましょう。
人はイメージしたこと、考えたことは実現できます。あとは方法だけです。
そのためには自分自身を知る必要があります。
仕事だけ、プライベートだけ、と偏るのではなく、何ができるのか、何を大切にしているのか、明確にしてバランスを取りましょう。
③小さな幸せを見つける
毎日やらなければいけないことが多くて、ストレスばかりを感じる。
そんな方はぜひ、小さな幸せを見つける練習をしましょう。
「今日はお気に入りのチョコレートを仕事のおともにする。」
「忙しいけれど必ず10分、外でボーっとする。」
といった工夫もあれば、
「今日も全員に挨拶できた。」
「朝、ちゃんと予定通りの時間に起きることができた。」
など、当たり前と捉えがちなことを自分を認めてあげることも、「小さな幸せ」のテーマにできます。
意識を今に集中させてみることで、余計な不安から離れることにもなります。
④認め合える風土作りをする
達成して当たり前、やって当たり前・・・大人の世界はこんなことが多いですね。
それ、言葉にして褒めてみましょう。
昨日と同じ今日ではなく、進展があることが必ずあるはずです。
意外な自分の良さを知るきっかけになったり、職場の雰囲気が良い方向へ変わっていくきっかけになります。
まず自分から始めてみると、意外と相手も返してくれるものですよ。
☆褒め方を知りたい方はこちら
⑤学ぶ習慣をつける
新しいスキルを身につけたり、聞いたことのない言葉を調べるうちに新しい世界を知ったり、学びのきっかけは転がっています。
ずっと同じ、変化がないのは停滞して続いていくように錯覚しがちですが、それは衰退の始まりです。
毎日生きていくということは変化していくということ。
ニュースでも、雑誌でも、本でも、人との会話でも、まず興味を持ってみましょう。
☆学ぶきっかけがほしい方はこちら
いかがでしょうか。
きっと、一度は耳にしたことがあることばかりではないでしょうか。
では、実行し続けている人はどれくらいいるでしょう。
なんでもそうですが、一度の実行だけですべてが良くなる魔法のようなものはありません。
やってみて、自分で振り返り、工夫をして、またやってみて・・・
その連続です。
こうした行動の変化は、習慣にするためには継続することが必要ですし、一気に全てやろうとせず、できることから続けてみましょう。
そうしたら、あなただけの幸福度を上げる6番目が見つかるかもしれません。
こういった「幸福度」というのは、いまやニュースでも取り上げられるほど仕事と直結していると考えられています。
実際に成長している企業、人が定着する企業はここに着目し、独自に実践しています。
実は、人手不足、人材不足の課題にもつながっていることなんですよね。
ぜひあなたならではの「幸福度」、
そしてあなたの会社ならではの「幸福度」、上げていきましょう。
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