キャリアコンサルタントになるためには、様々なことを学ぶ必要があります。
その中の一つに、キャリア理論があります。
様々な学者の方々によっていくつもの理論があるのですが、
その中の一つにサニー・ハンセンが提唱した「統合的生涯設計(統合的ライフキャリアプランニング)」があります。
「キャリア」が「仕事」のみを指して語られることは、現代にはしっくりきません。
ハンセンも、当時からそれを説明していました。
「仕事」を人生の中の一つの役割と捉え、視野を広げて自身の周囲や世界の環境、社会情勢、多様化する価値観等にも目を向け、
キャリアを考えていくというものです。
ハンセンは、「4つのL」として説明しています。
それは、「愛(Love)」「仕事(Labor)」「余暇(Leisure)」「学習(Learning)」です。
キャリアコンサルティングでは、もちろん仕事のお話をお聴きしていくことが多いです。
企業内ならなおさらです。
しかし、そこにはいろんなお話が含まれたり、その話をするためには上記の4つのことからお聴きしていく必要があったりと、
同じケースが一つとしてありません。
どんな出来事であっても、
それを話していただきながら「自分と対話する機会・時間」にしていただくことで、
相談者の方のより良いキャリアに繋がっていきます。
定期的に繰り返していくと、相談者の方の中で「自己理解」が深まったり、
気づきが生まれたり、
頭や心の中が整頓されていったりと、
様々な「成長のための反応」が起こります。
そうして少しずつ成長する相談者の方が、より良いキャリア=人生を歩んでいく。
だからこそ、キャリアコンサルティングでは仕事の話はもちろんですが、
いろんな話が出てくるのです。
経営者の方、人事担当者の方など組織の人材育成に関する初回相談は無料です。
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