最近、ますますよく描いてお伝えする場面が増えてきた図を、少しだけ丁寧に(これでも)描いてみました(笑)
こちらは、臨床心理士の岡本祐子先生が発表された「アイデンティティのラセン式発達モデル」とてつもなく簡易化したイラストです。
キャリアコンサルタントになるための勉強の過程で触れたもので、実際に現場で様々なクライエントの皆さまといろんな課題に向き合っていくプロセスでかなり簡易化したものでお伝えする場面があります。
人は生涯発達していくという視点のもと、生きていく過程での発達段階において、その都度クリアしていくべき段階があると言われています。
これは実際にキャリアコンサルティングをしていると顕著に感じます。
クライエントの方が「問題だ」と感じていることの根っこが、その発達段階の中にあるのです。(大抵は幼少期が多い印象です)
もちろん、本当はもっと詳細にいろんなことが丁寧に詰まっているものですので、ぜひ学んでみてください。
私がこれを描いてクライエントの方々にお伝えする際、
「ちゃんと成長しているのに、気づいていないのはもったいないですよ」ということです。
人材育成研修や、キャリアコンサルティングをしていても、当然ながら右肩上がりに一直線に成長していくなんてことはありません。
ですが、やったらやった分だけ、実施する以前よりも成長しているのです。
でもそれは目に見えづらいうえに、一人きり、または内部の人間同士だけだと気づきづらいもの。
手前味噌になってしまいますが、こういったことを知っていることが最重要ということではなく、だから信頼できる「第三者」が必要ということです。
キャリアコンサルタントとして、企業内の方々、個人のクライエントの方々と向き合っていると、
一人きりでは見過ごしがちなことも、「ああ、大丈夫。やってきたことは間違っていない。」「ここはやっぱり苦手で、向き合う時期かもなぁ」など、
そういった「立ち止まって確認し、自分自身で実感すること」が、私たちには圧倒的に足りていないと感じます。
走り続けることが得意な方だとなおさら陥りがちです。
そして走り続けた果てに「あれ、これで良かったのか?」「何をしてきたんだっけ?」「今までが無意味に感じて、突然不安になってきた」etc.といった、ミッドライフクライシスが起きる可能性もあります。(これについてはまた後日)
実際に、組織内では30代後半から50代頃の社員の方に起きています。
一人きりでは自分自身を客観視することに当然、限界があります。
また、人はそこまで自分を評価したりしません。
むしろ「自分ができていることはふつう」「だから、もっと頑張らなきゃ」とか「だから、相手もできて当然(なんでできないわけ?)(なんでやらないわけ?)」と、自分自身、ひいては他者を評価しがちです。
心理学では、「成長したい」というのは、心の本能であるとも言われています。
本当にそうだ、と私自身も感じます。
そういった意味でも現代において、組織であっても、個人であっても、「その魅力を開き、<らしさ>を全開にして成長していく」ためには、
信頼できる「第三者」がいるというのは非常に大切なことです。
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