リーダーがもっと楽になるために知っておきたい「考え方のクセ」11個 ~その8~

「感じたら、事実(と決めつける、思い込む)」

 

 

自分が感じただけなのに、それを一方的に「事実」と決めつける傾向のこと。

「自分がこう感じたのだから、それが事実に違いない」

こうして言葉にすると「そんなわけあるか」と思いますが、自動的に思考してしまって気づいていないことって、多々ありますよね。

たとえば、自分で自分をダメだと「事実として信じ込んでいる」状態などは、まさにこの傾向にあると言えます。

 

 

 

【事例】

・職場で朝、先輩に挨拶したらしかめっ面で無視された。自分は嫌われているに違いない。(実際には考え事をしていて聞こえていなかったとしても・・・)

 

・この作品は面白いと評判だから見たのに、自分はつまらなかった。面白いと言っていた人たちは嘘つきだ。

 

 

 

いかがでしょう?

こうして文章として読んでみると、「そんなことないのに」と思いませんか?

客観的に見てみるとそう思えても、日常での出来事では、こういった「考え方のクセ」は自動的に浮かびあがってきます。

自然と出てくるので、意識をしないと気づきません。

 

 

 

自動的に浮かんでくる「考え方のクセ」は、クセというだけあって簡単に修正できるものではありません。

まずは気づく。

そして、そんな自分を否定せず、「こう思うのクセだよなぁ」と受け止める。

ここから始めてみましょう。

 

 

 

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