以前、女性活躍に関するセミナーにご参加いただいた経営者さまからいただいたコメント。
「国は女性を管理職にって言うけど・・・正直、そんな「私が私が」と前に出てくるような女性はウチにはいません。」
「地域性ってあると思うんですよ。東北の女性は特に、表に立つというよりは支えることにやりがいを感じていると思うんだけど・・・。」
確かに、女性管理職を30パーセントに、という号令ばかりが目立ち、それが女性活躍なのかと思う方もいらっしゃるでしょう。
私も、やみくもに女性管理職が増えればいいと思っているわけではありません。
その選択肢がある環境、選択できるのだという意識醸成が大切なのではないでしょうか。
また、各組織にとっての「女性活躍の定義」を社員の方一人ひとりに伝えること。
女性活躍にあたって大事なのは、まずこの2点です。
私は、女性活躍はダイバーシティ経営の要の一つであると考えています。
女性活躍に取り組んでいくことは、「声の大きな積極的な女性を起用する」とかそういったことではないので安心してくださいね。
いま現場で頑張っている女性社員の声をまずは丁寧に聴くことや、
その周囲にいる男性社員の意識を知ること。
その意識がダイバーシティ経営にまだ追いついていないのであれば、意識を変えていく仕掛けを長期目線でしていくこと。
女性活躍は、誰もが働きやすい環境を実現することの入り口でしかないのです。
先ほどのように「東北の女性」というと主語が大きいので「あまり目立つことを好まない女性」と言い換えてみましょう。
そうした女性が必ずしもリーダーを担えない、ということはありませんよね。
例えば、客観的に周囲を見る能力であったり、人の意見を引き出すこと、人のやる気を応援する能力に長けているかもしれません。
ただし、これらを遂行していくためには、お互いの信頼関係があって初めて取り組めることです。
まずは女性社員の個人面談をプロに任せてみましょう。
現実として、利害関係のある上司では話せないことも多くあります。そうしたリクエストで弊社をご活用いただく場面は多くあります。
経営者は、リーダー層は本気なのだということがまずは女性社員に伝わること。
まずはそこが伝わるだけでも、社員の意識が変わっていきます。
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