「コロナ禍でエンゲージメントがより重要になる」
日経ビジネスに載っていた記事で、こんなことをある経営者の方がお話ししていました。
この方の会社では、
・在宅ワークでむしろモチベーションが上がったと感じる社員が9割以上いて、
・生産性が落ちるのではないかと思ったがなんとか維持でき、
・在宅ワークでの孤立感・不安感が当初の4割弱から1割を切り、
これを機に、リモート先進企業を目指したい、と仰っていました。
もちろん、在宅ワークが有効となる業種だから、ということもあるでしょう。
でも今回はそこではなくて、
上記3つの働くひとの内的要因に深く関わってくる項目が、プラスの効果を見せたことについて。
人事領域における「エンゲージメント」とは、
個人と組織が一体となって双方の成長に貢献し合う関係性のことです。
社長も、初めは在宅ワークには慎重だったようです。
ですが、ふたを開けたらこのような結果に。
では、うまくいかない企業と何が違うのか。
この会社では、
「これまでも、働きがいを意識的に作ってきた。」
「社員同士でフィードバックし合う文化も根付かせてきた。」
常日頃の「職場づくり」「社員との信頼関係づくり」が功を奏した、というわけですね。
「日常」のコツコツした取組みが、働く上で距離をおく環境になっても心理的な距離にはならずに済んだ、と言えます。
このようにコロナに限らず、特にこうした非常事態の時は「日常」が問われます。
コロナ離婚なんて言葉も出ましたが、これもそうですよね。
「日常」で、コツコツと淡々と、毎日どう過ごしていたか。
相手とどんな関係を育んできて、
どんなコミュニケーションをとってきていたか。
信頼関係を築けていたのかどうか。
浮き彫りになるのが、「日常」と正反対の「非日常」です。
コロナで終わりではありません。
リーマンショック然り、震災然り、起こってほしくないこと・想定外のことは定期的に起こると歴史が証明しています。
余談ですが、おかげで、最近やっと歴史を学ぶことに興味が出てきました(笑)
あなたは、どうしていきますか?
あなたの会社では、どうしていきますか?
「危機」には、「危険」と「機会」の両方があります。
いまは目の前のことで精一杯という企業もあるでしょう。
ただ、機会を逃さないよう、ここで双方の信頼関係づくりに改めて取り組んでいきたいところですね。
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